買い物リストとは、買い物へ行く前に、必要なものをすべて書き出した紙やデジタルの一覧です。作成にかかるのは約5分。衝動買いと買い忘れを防ぎ、もう一度店へ戻る手間も省けます。ここでは、買い物リストの作り方を手順に沿って解説し、リストに入れるものや、気づかないうちに予算を圧迫する失敗も紹介します。
買い物リストが本当に大切な理由
店で予算をオーバーする主な原因は、高額な買い物ではありません。予定になかった「これも買っておこう」という3つほどの追加商品です。リストは、衝動買いを抑え、家にあるものの重複購入を防ぎ、2回かかる買い物を1回で済ませるという3つの役割を同時に果たします。
実際の使い方は簡単です。牛乳パックが空になったら、その場でスマートフォンのリストに「牛乳」と入力し、食器用洗剤が少ないと気づいたら「食器用洗剤」と追記します。土曜日になるころには、売り場に立っただけでは思い出せなかったはずの品物が十数個並んでいるでしょう。店内を一度回るだけで買い物が終わり、二度目の来店も、本当に必要だったものを買わずに帰ることも避けられます。忙しい家庭なら、毎週、時間と出費を着実に減らせます。
買い物リストの作り方:5つのステップ
- 家にあるものを確認する。 まず冷蔵庫、冷凍庫、食品棚を開けましょう。残り少ないもの(牛乳、卵、コーヒー)をメモしておけば、同じものをもう一つ買わずに済みます。
- 1週間分の食事を3〜4回分考える。 完璧な献立表は必要ありません。夕食をいくつか選び、それぞれに必要な材料を書き出すだけで十分です。週間プランナーを使うと、実際に料理できる日も把握しやすくなります。
- レシピ別ではなく、カテゴリー別にまとめる。 青果、乳製品、常温食品というように、同じ種類のものをまとめて書きます。カテゴリー別に整理すれば、同じ場所へ戻ることなく、各売り場を一度ずつ回れます。
- 食品以外の日用品も加える。 トイレットペーパー、洗剤、ごみ袋、ペットフードは、「食品」ではないからこそ忘れがちです。すべて同じリストに入れましょう。
- リストはスマートフォンに入れておく。 冷蔵庫の扉に貼ったリストは、店に着いてからでは役に立ちません。EasyNotesのような軽快なメモアプリなら、リストをいつでも持ち歩けます。買い物中は購入済みの品目にチェックを付けられ、複数の端末間で同期されるため、キッチンに置き忘れる心配もありません。
買い物リストに入れるもの(カテゴリー別)
レシピ別や店別ではなく、食品グループ別にリストを整理することが、買い忘れを防ぐ最も簡単な方法です。米国農務省のMyPlateという枠組みでは、食品を果物、野菜、穀類、たんぱく質食品、乳製品に分類しています[1]。同じ分類で作った買い物リストは、店内の売り場構成ともほぼ完全に一致します。以下の表をひな型として使い、必要のないものは削除してください。
| カテゴリー | 一般的な品目 |
|---|---|
| 青果 | りんご、ほうれん草、トマト、バナナ、にんじん |
| 乳製品・卵 | 牛乳、チーズ、ヨーグルト、バター、卵 |
| 肉・魚介類 | 鶏肉、牛ひき肉、サーモン、えび |
| パン類 | パン、トルティーヤ、ベーグル |
| 常温食品・ストック | 米、パスタ、豆の缶詰、オリーブオイル、小麦粉 |
| 冷凍食品 | ベリー、グリーンピース、冷凍野菜、アイスクリーム |
| 飲み物 | コーヒー、紅茶、ジュース、炭酸水 |
| 日用品 | 洗剤、トイレットペーパー、ペーパータオル、ペットフード |
この基本リストをコピー(メモアプリに貼り付け、買いながらチェック)
- 青果: りんご、ほうれん草、トマト、バナナ、にんじん
- 乳製品・卵: 牛乳、チーズ、ヨーグルト、バター、卵
- 肉・魚介類: 鶏肉、牛ひき肉、サーモン
- パン類: パン、トルティーヤ、ベーグル
- 常温食品・ストック: 米、パスタ、豆の缶詰、オリーブオイル、小麦粉
- 冷凍食品: ベリー、グリーンピース、冷凍野菜、アイスクリーム
- 飲み物: コーヒー、紅茶、ジュース、炭酸水
- 日用品: 洗剤、トイレットペーパー、ペットフード
ヒント:店ではこのリストをスマートフォンで開いたままにし、購入した品目にチェックを入れましょう。
買い物リストでよくある失敗(と改善方法)
- リストを持たずに買い物する。 いつも買うものばかりを選び、本当に必要なものを忘れてしまいます。改善方法:売り場に立つ*前に*リストを作りましょう。
- 最初に食品棚を確認しない。 その結果、ピーナッツバターが2瓶になってしまいます。改善方法:上記のステップ1を実行しましょう。
- カテゴリー別にまとめていない。 店内を3周することになります。改善方法:売り場ごとに品目をまとめましょう。
- 紙だけでリストを管理する。 キッチンに置き忘れた紙のリストは、店まで持っていけません。改善方法:スマートフォンで、その都度追記できるリストを1つ管理しましょう。
よくある質問
まず、残り少ないもの(牛乳、卵、コーヒー)を書き、予定している3〜4回分の食事に必要な材料を加えます。次に、洗剤やトイレットペーパーなど、食品以外の日用品も追加してください。すべてを青果、乳製品、常温食品、冷凍食品、日用品といったカテゴリー別にまとめれば、各売り場を一度ずつ回れます。繰り返し使える定番品の欄を用意しておくと、基本の品も忘れにくくなります。
メモアプリを開いてチェックリストを作成し、カテゴリー別に品目を入力します。キッチンに置き忘れるかもしれない紙のリストではなく、店ではスマートフォンでリストを開いておきましょう。家族など複数人が買い物をするなら共有できるアプリが便利ですが、ほとんどの人にはシンプルな個人用チェックリストで十分です。
買い物へ行く前にリストを作り、店内を行ったり来たりしなくて済むよう、カテゴリー別にまとめましょう。遅い時間に買い物をすることが多いなら、前日の夜にリストを見直し、店に着いたときにも入口で確認してください。デジタルリストなら、残りが少ないと気づいた瞬間に品目を追加できるため、後回しにして忘れることもありません。
カテゴリー別(青果、乳製品、常温食品)がおすすめです。店内の売り場とほぼ完全に対応し、店ごとの配置を覚えるより簡単に管理できます。多くの買い物リストアプリにも、カテゴリー別に自動分類する機能があります。
まとめ
買い物リストを作ることは、毎週の習慣を改善する最も手軽な方法です。たった5分で、出費と店へ行く回数を減らし、「また牛乳を切らしている」という事態も防げます。上のカテゴリー表から始め、スマートフォンに保存しておけば、毎回もっと落ち着いて買い物ができるでしょう。
参考文献
- 米国農務省「MyPlate」https://www.myplate.gov/