中学生の英語ノートは、英文を写すだけでなく、日本語での理解、文法の気づき、間違いの直しを分けると復習しやすくなります。この記事では、授業1回分を1ページにまとめる例と、授業後に見直す手順を紹介します。提出方法や書式の指定がある場合は、学校・先生の指示を優先してください。
1ページに作る4つの欄
ノートの形に決まりがない場合は、ページを次の4つに分けてみます。色や記号は増やしすぎず、自分が見返したときに役割を区別できる範囲にします。
- 英文:教科書・プリントの該当箇所、または授業で扱った例文。出典のページやUnitも記す。
- 日本語での理解:自分で意味を考え、授業で確認した説明を追記する。分からない部分は空欄や「?」で残して質問につなげる。
- 文法・表現の気づき:語順、時制、疑問文の形など、その授業で扱った点を一つか二つに絞る。
- 授業後の直し:自分の誤答、直した形、間違えた理由、次に確かめることを書く。
ページの端に日付、Unit、教科書のページを入れておくと、後から授業や教材に戻りやすくなります。授業の板書を急いで記録する時間と、理解を整理する時間は同じではありません。まず必要な説明を記録し、授業後に空欄を補う方法でも構いません。
ノートを取る基本を見直したい場合は、授業と復習のノート術も参考にできます。ここでは教科横断の方法ではなく、英語の授業で使う一ページに範囲を絞ります。
記入例:過去の出来事を説明する文
次は書き方を示す架空の例です。授業で扱う単元や先生の説明に合わせて、文法項目を置き換えてください。
日付・単元:5月18日/Unit 2/過去の出来事
英文
I visited my grandmother last Sunday.
日本語での理解
私はこの前の日曜日に祖母を訪ねました。
文法・表現の気づき
visitedはvisitの過去形。last Sundayが過去の時を表している。
自分の例文
I watched a movie yesterday.
授業後の直し
最初のメモ:I visit my grandmother last Sunday.直した形:I visited my grandmother last Sunday.間違えた理由:過去のことを表す文なのに、動詞を現在形のままにした。 次に確認すること:主語がheやsheの場合も、過去の文では同じ形になるか例文で確かめる。
実際の授業で別の文法を学んだ場合は、例文をその単元の文に差し替えます。日本語訳を写すだけにせず、自分の理解と先生からの説明を区別しておくと、どこを質問すればよいか見つけやすくなります。
授業中と授業後で役割を分ける
授業中に記録すること
- 日付、Unit、ページなど、扱った範囲を特定する情報
- 先生が説明した英文や文法の要点
- 自分では意味を決められなかった箇所と質問
- 後で書き足すために残した空欄
授業後に補うこと
- 空欄に、教科書や授業で確認した内容を追加する。
- 英文を隠して意味を思い出す、または日本語を見て英文を組み立てる。
- 間違えた箇所に印を付け、正しい形だけでなく間違えた理由を一言で書く。
- 翌日や次の復習時に、同じ形を使った短い例文を自力で作る。
すべての英文を何度も書き写す必要はありません。授業で大切だと説明された点、自分が迷った点、次回も間違えそうな点を優先して残します。
英語以外の科目も含めてレイアウトを考えたい場合は、勉強ノートのレイアウト例を確認し、授業や提出条件に合う部分だけ取り入れてください。
ノートを提出・共有する前の確認
- 学校指定のノートや提出形式があるか。
- 教科書・プリントのどの箇所か分かるか。
- 自分の予想と、授業で確認した内容を混同していないか。
- 間違いを直した箇所に、理由か確認ポイントがあるか。
- 個人名やクラス内の情報など、不要な情報を書き込んでいないか。
まとめ
英語ノートは、英文、日本語での理解、文法の気づき、授業後の直しを分けると、授業内容をそのまま写すだけのページから、自分で確認できる復習ページに変わります。まず次の授業で1ページだけこの4欄を試し、学校の指定や自分の見直しやすさに合わせて調整してください。


