レシピノートは、料理名と材料を書き写すだけでなく、作った後に気づいたことを次回へ渡すための記録です。 料理名、完成イメージ、材料・分量、手順、ポイントを基本欄にする構成も使いやすい形です。[1]材料の分量、手順、代替食材、写真の場所、味や手間の感想を一つのページにまとめると、同じ料理を作るたびに内容を更新できます。

「何を食べるか」を決める食事計画の立て方や、「何を買うか」を確認する買い物リストの作り方とは役割を分け、この記事では作った料理を再現・改善する記録に集中します。

1. ページの最初に固定欄を作る

料理ごとに、次の情報をページ上部へ置きます。毎回同じ場所にあると、作る前の準備と作った後の追記が楽になります。

欄記録する内容
料理名料理の名前と版(例:トマトパスタ v2)
作った日いつ作ったか
分量何人分、何食分か
所要時間準備・加熱・片付けの目安
出典本、サイト、家族のメモなど
写真ファイル名、アルバム名、貼付位置

出典の URL や本のページを残しておくと、後で元の手順を確認できます。写真はノートに貼らなくても、ファイル名や保存場所を書けば十分です。

2. 材料は量と代替を同じ行に置く

材料表には、使った量と、次に変える可能性のある食材を一緒に書きます。

材料今回の量代替・変更メモ
スパゲッティ160g1人80gを目安に調整
トマト2個缶を使う場合は量を確認
にんにく1片香りを弱めるなら半量
オリーブオイル大さじ1変更した場合は日付を追記
塩小さじ1/2味を見て最後に調整

「適量」や「少々」をそのまま残しても構いません。ただし、次回に迷いそうな場合は、使ったスプーンやおおよその量を補足します。代替食材を試したら、元の材料を消さずに「今回の変更」として残してください。

3. 手順は番号と観察ポイントで書く

手順は、動作だけでなく、次へ進む判断も書きます。時間だけでなく色、硬さ、香りなど、自分が確認した状態を短く残します。

  1. にんにくを薄切りにし、油と一緒に弱火にかける。香りが出たら次へ進む。
  2. トマトを加え、形が少し崩れるまで中火で煮る。
  3. ゆでた麺を加え、ソースが全体に絡むまで混ぜる。
  4. 味を見て塩を足し、皿に盛る。

途中で時間や火加減を変えた場合は、元の手順の横に変更日を書きます。手順を最初からきれいに書き直すより、どこを変えたかが残るほうが次回の再現に役立ちます。

4. 作った後のレビューを五行で残す

食べ終わったら、次の五項目を短く埋めます。長い感想を書く必要はありません。

  • 味:塩味、酸味、甘さなど
  • 食感:硬さ、水分、焼き加減
  • 手間:時間がかかった工程
  • 次回の変更:量、順番、火加減など
  • 写真:完成写真のファイル名、貼付場所

例として、「味はよいがソースが少ない。次回はトマトを半分増やし、麺を入れる前に二分長く煮る。写真は 2026-06-05_tomatopasta_v1.jpg」と記録します。これは個人の架空例であり、味の正解を示すものではありません。

5. 変更履歴を料理名の横に残す

同じ料理を何度も作る場合は、ページを増やすたびに版と日付を付けます。

版変更結果
v1元の分量で作ったソースが少なかった
v2トマトを半分追加ソースの量は改善
v3麺を入れる前に長く煮た味がなじんだ

前の版を消さず、変更理由と結果を並べます。うまくいかなかった変更も残しておけば、同じ失敗を繰り返しにくくなります。

6. 写真とノートを対応させる

写真は料理名だけでなく、版と日付を付けます。

tomatopasta_2026-06-05_v2.jpg

完成写真だけでなく、迷った工程の途中写真を一枚残す方法もあります。写真を別の場所に保存する場合は、アルバム名やフォルダ名をノートに書きます。個人の顔、住所、ラベルなどが写り込んでいないか、共有する前に確認してください。

7. 空白テンプレートで次の一回を準備する

最後に、次回使うページの骨組みを作っておきます。

料理名:________ 版:__ 作った日:__年__月__日
分量:__人分 所要時間:__分 出典:________

材料・量・代替:
- ________:________:________
- ________:________:________

手順:
1. ________(確認ポイント:________)
2. ________(確認ポイント:________)
3. ________(確認ポイント:________)

作った後:味____/食感____/手間____
次回の変更:________
写真:________

先に枠だけ作り、料理中は短い言葉を追記します。後で清書する場合も、元のメモを捨てずに変更日を残してください。

まとめ

レシピノートは、料理名、材料と量、手順、代替、作った後の変更、写真の場所を一つにまとめると再現しやすくなります。まず一品だけ固定欄を作り、今日作った料理の「次回に変えること」を一行書いてください。版と日付を残せば、ノートが自分の料理の改善記録になります。

References

  1. トンボ鉛筆. "イラスト付きレシピノートをつくろう<前編>" [**