英単語ノートは、単語と日本語を並べるだけで終わらせず、答えを隠して自力で確認した結果まで残すと使いやすくなります。この記事では、意味、短い例文、発音確認、スペルの自力テスト、復習日を一ページにまとめる方法を紹介します。学校や教材の指定がある場合は、その形式を優先してください。

1ページに作る5つの欄

ノートを開いたときに答えがすべて見えないよう、中央を折るか手で隠せる幅にします。

  1. 英単語:教科書や問題で出会った単語を書く。出典のUnitやページも残す。
  2. 日本語の意味:その文脈での意味を短く書く。複数の意味を全部並べず、今回の用例を優先する。
  3. 短い例文:単語を使った一文と、その日本語の意味を書く。
  4. 発音・スペルの確認:音声や辞書で確認した点、自分が間違えやすい文字を書く。
  5. 自力テストと復習日:英語から日本語、日本語から英語を試した日と結果を記録する。

英単語を覚えるためのノートは、きれいな一覧表ではなく、自分に問題を出すページです。最初から覚えた単語と苦手な単語を同じ量で書き直す必要はありません。

授業ノート全体の整理方法も見直したい場合は、授業と復習のノート術を参考にできます。ここでは、英語の授業内容ではなく、単語を思い出すための欄を追加して使います。

記入例:borrow・arrive・improve

次は形式を示すための架空例です。意味や例文は、実際に使っている教科書・辞書の用例と照合してください。

英単語日本語の意味短い例文発音・スペルの確認自力テスト
borrow借りるMay I borrow your pen?(あなたのペンを借りてもいいですか)borrow の o を2つ確認□当日 □翌日 □3日後
arrive到着するWe arrived at the station.(私たちは駅に着きました)arrive の最後は e□当日 □翌日 □3日後
improve改善する、上達するI want to improve my English.(英語を上達させたいです)improve の i と o を確認□当日 □翌日 □3日後

例文は長くしすぎず、単語の使い方が分かる一文にします。自分の生活に置き換えられる文なら、意味を思い出す手がかりも増えます。

答えを隠して2方向から確認する

自力テストでは、同じ単語をただ見直すのではなく、出題の向きを変えます。

  1. 日本語の意味を隠し、英単語を見て意味を言う。
  2. 英単語を隠し、日本語を見てスペルを書く。
  3. 例文の単語を隠し、文の意味に合う形を思い出す。
  4. 音声を確認し、声に出してから自分の例文を一度言う。

答えられなかったときは、単語を10回写す代わりに、どこで止まったかを記録します。「意味が出ない」「スペルの母音を迷う」「例文で使えない」のように書くと、次の復習で見る場所が決まります。

復習日は3回分だけ先に決める

復習の予定を増やしすぎると、チェック欄を埋めることが目的になります。まずは当日、翌日、3日後の三つにします。

  • 当日:英語→日本語、日本語→英語を短く試す。
  • 翌日:前日に間違えた単語だけを再テストする。
  • 3日後:例文の意味とスペルを確認し、まだ迷う単語に印を残す。

正解したら日付の欄に丸を付け、間違えたら原因を一語で記録します。3回とも正解した単語は復習の優先度を下げ、迷った単語だけを次のページにまとめます。

授業ノートと単語ノートを分ける基準

授業で扱った英文、文法の説明、先生の板書をまとめるページは、授業ノートの役割です。単語ノートは、あとで自分に問題を出すための役割に絞ります。

同じ例文を両方に書く場合は、授業ノートには説明を、単語ノートには隠して答える欄を残します。二つのページを同じ内容で埋め直すのではなく、見返す目的を変えると重複を減らせます。

まとめ

英単語ノートは、単語・意味・短い例文・発音やスペルの確認・自力テストを分けると、書いたページをそのまま練習問題にできます。まず3語だけで欄を作り、当日・翌日・3日後に答えを隠して確認してください。間違えた理由を残し、次の復習では苦手な語を優先しましょう。