家族の防災メモには、災害時に家族が連絡を取る方法、合流の考え方、地域の避難情報を確認する先をまとめます。避難場所や避難経路は地域や災害の種類で異なるため、自治体の最新情報を確認して記入してください。[1]

防災メモにまとめる項目

次の表を家族に合わせて書き換えてください。空欄は、家族で相談してから埋めます。

項目記入すること
家族の連絡先名前、電話番号、ふだん離れて過ごす場所の連絡先
家族以外の連絡先家族が直接連絡を取りにくい場合の親族・知人など
集合の考え方連絡が取れない時に、どこで・どの順に合流するか。候補や条件も記入
地域の避難情報自治体の防災ページ、ハザードマップ、避難場所の確認先と確認日
家族ごとの配慮必要な支援や、本人・家族が共有しておきたいこと。書く範囲は本人と相談
見直し日記入日と、次に内容を確認する時期

避難場所と集合場所は分けて確認する

「避難場所」と「家族が合流する場所」は、同じとは限りません。まず住んでいる地域の自治体情報で、災害の種類に応じた避難先や避難経路を確認します。[1]そのうえで、家族が別々の場所にいる時の連絡方法や合流の考え方を相談し、メモに残します。[2]

自治体が示す場所や情報は更新されることがあります。[1]住所や以前のメモだけで判断せず、記入した日を残し、転居・通学通勤先の変更・自治体の情報更新などがあれば見直してください。危険が迫っている時は、メモ作りや連絡を続けることより、自治体や公的機関の最新の避難情報に従って安全を確保してください。

家族で決めるための話し合い手順

  1. いつどこで離れているかを出す:自宅、職場、学校、通学・通勤途中など、よくいる場所を挙げます。
  2. 連絡先を複数確認する:電話番号は本人と家族で確認し、スマートフォン以外で参照する方法が必要かも話し合います。
  3. 地域の情報を確認する:自治体の防災ページやハザードマップで、自宅・職場・学校の周辺情報を確認します。
  4. 合流の条件を決める:「連絡が取れない場合」「いつもの経路が通れない場合」など、状況ごとに相談します。
  5. メモを共有し、更新日を入れる:誰がどこに保管するか決め、家族が内容を見つけられるか確かめます。

家族で繰り返し確認する項目を、使いやすい形に整える方法は、チェックリストの作り方も参考になります。

書き写して使える記入欄

以下は記事内の記入例です。公的機関の指定様式ではありません。必要な項目だけを残し、家族で記入してください。

わが家の防災メモ
記入日:      次回確認日:

家族の連絡先
名前:       電話:
ふだんいる場所(任意):

家族以外の連絡先
名前・関係:    電話:

自治体の情報確認先
自治体名:
防災情報・ハザードマップの確認先:
確認した日:

家族の集合について
連絡が取れない時に確認すること:
家族で相談した集合方法・場所:

家族で共有しておきたいこと:

電話番号や健康に関する情報など、個人情報をどこまで書くかは本人と相談します。メモを撮影して共有する場合も、誰が見られるかを確認してください。災害時に備えて紙でも持つ場合は、紛失や他人の目に触れる可能性を考え、必要な情報に絞って保管場所を決めます。

作成後の見直し

  • 家族全員がメモの場所と使い方を知っている
  • 電話番号や確認先が現在も使える
  • 避難先・経路を地域の最新情報で確認した日が書かれている
  • 家族の予定や生活場所が変わった時に更新する担当が決まっている
  • 紙やデジタルで保管する場合の閲覧範囲を確認した

まとめ

防災メモは、連絡先だけでなく、自治体の情報を確認する先、家族の合流方法、見直し日をまとめると使いやすくなります。地域の避難先は必ず最新の自治体情報で確かめ、まず家族がよく離れて過ごす場所と連絡先を書き出すところから始めましょう。

References

  1. 千葉市. "災害の事前準備" Updated September 3, 2026 [**
  2. 福岡県. "地域防災/自主防災|災害に備える" [**