朝顔の観察日記は、毎回同じ場所を見て、前回から変わったことを一つ具体的に記録すると書きやすくなります。日付・天気・観察した場所をそろえ、葉、つる、つぼみ、花の順に見てみましょう。小学生が自分で書ける記入例と、保護者が手伝うときのポイントを紹介します。
観察する前に決めること
記録を比べやすくするため、まず次の項目を毎回そろえます。
- 日付:観察した日を書く
- 天気:晴れ、くもり、雨など、その日の天気を書く
- 場所や条件:鉢の置き場所など、前回と違う条件があれば書く
- 見るもの:葉、つる、つぼみ、花、種などから、見つけた変化を確かめる
朝顔の高さを測るなら、鉢のふちなど毎回同じ位置を基準にします。葉の数を記録するときは、「大きな葉だけ数える」など数え方を決めておくと、前回との違いを比べやすくなります。文部科学省の生活科資料にも、朝顔の高さを「消しゴム3つ分くらい」と表したり、葉の数を前回と比べたりする観察例があります。[1]
朝顔の観察日記を書く手順
1. 日付と天気を書く
最初に観察した日と天気を書きます。雨の日に観察できなかった場合は、無理に水やりや鉢の移動をせず、次に見た日にその日付を記録します。
2. 前回と同じ場所から見る
鉢を動かさず、全体の様子を見ます。高さ、葉の数、つるの向きなど、前回と比べられるものを確認します。変化が見つからないことも記録になります。「変化なし」と書く場合は、何を見てそう思ったのかも添えましょう。
3. 気づいた変化を一つ選ぶ
「大きくなった」だけで終わらせず、どこがどう変わったかを書きます。たとえば「葉が増えた」なら、数えられる場合は前回と今回の枚数を記録します。「つるが伸びた」なら、どちらに伸びているかも見ます。
4. 見たままを絵や写真で残す
葉の形や花の色など、文章だけでは伝わりにくいところを描きます。絵は上手さより、観察した部分が分かることが大切です。前回と同じ向き・距離から撮った写真を添える方法もあります。学校から指定された記録用紙や撮影ルールがある場合は、それに合わせてください。
そのまま使える書き方の型
次の順に短く書けば、観察したことを整理できます。
〇月〇日(天気:〇〇) 前回から変わったところ:〇〇 見つけたこと:〇〇を見たら、〇〇だった。 次に見たいこと:次は〇〇を確かめたい。
全部の欄を毎回埋める必要はありません。実際に見たことを中心にし、分からないところは「まだ分からない」として次回に確かめます。
記入例
以下は書き方を示すための架空の例です。実際の観察結果ではありません。
7月12日(天気:晴れ) 前回から変わったところ:葉が前より2枚増えて、つるが支柱の右側に伸びていた。 見つけたこと:葉を近くで見ると、外側に小さなぎざぎざがあった。土の表面は乾いていた。 次に見たいこと:次は、つるがどちらへ伸びたかと、つぼみがあるかを見たい。
絵を添えるなら、葉を一枚大きく描いて形を示し、全体図にはつるの向きを矢印で書くと、文章で説明した箇所が伝わりやすくなります。見ていない花や変化を想像で足さず、観察した事実と「次に見たいこと」を分けましょう。
続けるためのコツ
- 毎日書く指定がなければ、学校の課題や家の予定に合わせ、無理のない間隔で記録する
- 「前回と同じ」だけで終えず、葉やつるなど一つの場所を詳しく見る
- 数を比べるときは、前回と同じ数え方をする
- 観察した人が自分の言葉で書き、保護者は質問で気づきを促す
- 水やりや鉢の置き場所は、学校や家庭で決めた育て方に従う
保護者が手伝うときは、「どこが変わった?」「前に見た葉と比べてどう?」のように尋ねると、子ども自身の発見を言葉にしやすくなります。文章を先に完成させて渡すより、本人が見つけたことを短い言葉でメモしてから文に整える方法が向いています。
まとめ
朝顔の観察日記は、日付・天気・見る場所をそろえ、前回から変わったところを具体的に残すのが基本です。葉やつるなど観察する点を一つ選び、見た事実と次に確かめたいことを分けて書きましょう。まずは今日の朝顔を同じ場所から見て、気づいた変化を一つ記録してみてください。
References
- 文部科学省. "05_生活科" [**


