大学講義のノートは、板書をすべて写すより、日付とテーマを付け、教授の補足や自分の疑問を別に残すと復習しやすくなります。レジュメにある情報は参照先だけを書き、講義中にしか聞けない説明を優先します。

講義前に三つだけ用意する

  • ページ上部に日付、科目名、講義テーマを書く
  • レジュメや教科書のページ欄を空ける
  • 右端に疑問や後で調べる語句を書く余白を残す

講義ごとに新しいページを始めると、試験前に探しやすくなります。紙、タブレット、パソコンのどれを使うかは、資料を見ながら自分が追記しやすい方法で決めます。

講義中の三欄

ページを「講義の流れ」「補足・具体例」「疑問・参照」に分けます。

欄記録する内容例
講義の流れ板書や話の順番を短く定義→例→反例
補足口頭説明、具体例、試験の注意この条件では成立しない
疑問・参照分からない語、資料ページレジュメ p.4を確認

板書を写すだけになりそうなときは、文を短くし、矢印や箇条書きで関係を示します。教授が「なぜ」と説明した部分は、板書と同じ大きさで残す価値があります。

講義後10分で整える

講義直後に長く清書せず、10分で次の順に追記します。

  1. 空欄や読めない語を資料で確認する
  2. 疑問を一つ選び、調べる場所を書く
  3. その日の要点を二文でまとめる
  4. 次に見返す日を決める

要約は「何を学んだか」だけでなく、「どの条件で使えるか」を含めます。分からない部分は消さず、疑問欄へ残して質問や次の読書につなげます。

見開きの記入例

2026/10/29 認知心理学 第5回:記憶の手がかり
流れ:符号化 → 保持 → 想起
補足:同じ情報でも手がかりが違うと再現しにくい
疑問:実験例はレジュメ p.6、次回までに確認
まとめ:記憶を説明するときは、覚えた量だけでなく想起の条件を書く。
次回確認:11/5

授業の情報を拾う基本形は、学生向け授業ノートの取り方にもつながります。大学講義では、そこへレジュメの参照ページと教授の口頭補足を追加して使います。

まとめ

大学講義ノートは、日付とテーマを付け、講義の流れ、口頭補足、疑問を分けて書きます。講義後10分で空欄、要約、次の確認日を整えれば、試験前に探し直せる自分用の記録になります。